コードを編集することとオープンソース

コードを編集するためのハードルが高い

という課題を前回の記事で提出しましたが、これは私の経験によるものです。
SIEプロジェクトでは、実際に、SourceForge.jpに登録しておかないと、コードの編集ができません。これは、Mozillaプロジェクトであろうと、どんなプロジェクトでも、コードの編集に参加するときには、ハードルが設けられています。確かに、このことを考えれば、登録そのものが大きな壁として、開発者の参加を妨害するとは思えません。
しかし、登録した後からが大変です。Subversionのダウンロードから始まって、公式鍵の登録、それらの設定に四苦八苦します。

技術的なハードルというよりも精神的なハードル

これらの設定は、専門知識が要求されないものの、精神的な壁として、開発者に押しよってきます。チェックすべき作業項目が多すぎます。
もちろん、revuloさんのようにパッチを送ってくださればいいのですが、それが気楽な作業ではないと思います。

結論

つまり、私が何を言いたいのかというと、もっと、誰もが気楽にコード編集できるような仕組みがあればいいということです。そこで、オープンソースの開発ではあまり聞いたことがないような方法ですが、Wikiでコード編集しようともくろんでいます。
ただし、この手法は、課題が残されています。次回のバージョンアップが終わった冬に実験として公開できるかもしれません。