JavaScriptの小数を使った計算における誤差について

JavaScriptの計算誤差

以前の記事でも書いたことなのですが、JavaScriptの小数計算がほぼすべてのブラウザで、おかしなことになることを報告しました。

JavaScriptの0.1 - 0.102の計算が奇妙

http://d.hatena.ne.jp/dhrname/20130415

仕様の上では、必ず誤差が発生する

それで、こんな記事を見つけました。松田氏によれば、どうやら、JavaScriptの仕様どおりらしいのです。

減算した時点でdiffの値が "0.09999999999999432" とズレてしまっています。

これはJavaScriptIEEE 754という規格に従って実装されているためです。
つまり、この計算結果はJavaScriptの仕様なのでJavaScript的には正しい値であり、避けようがありません。

松田惇氏の記事「JavaScriptによる小数計算の誤差を無くす」より引用

http://blog.asial.co.jp/1191

対策

誤差を無視するべきなのか、どうすればいいのか、対応を考えています。
C言語では、intなど型を指定することで避けられたのですが、JavaScriptはそんなことができませんし、難しいところです。