許容する方向で
先ほど、リビジョン2057でNumber型でもエラーが算出されないように、coreモジュールを修正しました。また、SVGLoadが発火できるように修正しました。
W3Cの仕様としては
今回のやり方は間違いでしょうし、例外を投げるようにするべきです。おそらく、IE9でもエラー扱いとなるでしょう。その根拠として、以下のような記述をあげておきます。
setAttributeNS(namespaceURI, qualifiedName, value)
This function has no return value.
The namespaceURI parameter is a String.
The qualifiedName parameter is a String.
The value parameter is a String.
http://www.w3.org/TR/DOM-Level-3-Core/ecma-script-binding.html
しかし、現実には、エラーとして例外を投げるようになっているブラウザが見当たりません。EcmaScriptの仕様に従っているので問題はないということなのでしょう。
不正なデータ型をどうするべきか
今回の問題は、「不正なデータ型をどうすべきか」という問題につながっていきます。EcmaScript(JavaScript)だと、どこかで限界がありますので、SIEではデータ型のチェックを現在していません。したがって、不正なデータ型は見逃すか、無視するかの形をとっています。