名前空間の付いていないXLinkを

過去にIEがサポートしていたような

XLinkの構文批判が他のブログに乗せてあるのを見て、思い出しました。1998年ごろ、マイクロソフトVMLを発表したのですが、その際、勧告前のXLink(注1)を取り込んだような気がします。
気になって、調べてみると、VMLの仕様に(中途半端に)取り込んでいます(注2)。

1998年当時のXLink言語は

名前空間をつけていませんでした。たとえば、「xlink:href」属性は「href」属性という具合に。

1999年になると

ところが、VMLが発表されたあと、1999年になって、Sun MicrosystemsIBMXLinkの仕様編集に参加します。
このとき、XLinkに関連した、すべての属性に、名前空間をつけるという今の形に変更されています。

で、今現在はどうかというと

VMLだけですが、IE7でも、名前空間の付いていない「href」属性が実装されています。