わかりやすいXMLとは
一般的なXMLアプリケーション
ほとんどの規格が階層構造を用いて、いかに優雅に、シンプルに、効率よくXMLを書けるかに力を注いでいます。そこで、例を挙げてみましょう。
優雅な例
<element name="x"> <attribute name="y"> <text/> </attribute> <attribute name="z"> <text/> </attribute> </element>
ちょっと、一般人にはとっつきにくく感じます。スキーマを理解できる人でも、果たして、書きやすいと感じるでしょうか。
上記の例を自然言語に置き換えてみる
まず、上記の例を自然言語に置き換えてみましょう。
ひとつの要素を定義する。要素名は「x」。さらに、その要素には、 「y」という属性があり、その内容は、テキスト。「z」という属性も同様に、 内容にテキストがある。
これにマークアップしてみましょう。
例
<element> ひとつの要素を定義する。要素名は「<name>x</name>」。さらに、その要素には、 <attribute>「<name>y</name>」という属性があり、 その内容は、<text>テキスト</text>。</attribute> <attribute>「<name>z</name>」という属性も同様に、 内容に<text>テキスト</text>がある。</attribute> </element>