今日やったことなど

ユーザの主導権を奪わないように

以前の記事にも書きましたが、SIEでは、ファイルがある程度大きいと、ページ読み込み時に、しばらくブラウザの操作ができなくなるという現象がみられました。
こういったユーザの主導権を奪うのが致命的なのは、JavaFlashの比較からでも明らかなので、Flashを見習って、「loadイベントの際に一気に処理する」方法をやめました。

ファイルのサイズが大きければ、後にずらして処理する

ある程度ファイルのサイズが大きい場合にだけ、SIEの処理を後にずらすことにしました。また、カウントダウンをするようにしました。このようにすれば、体感的な速さを享受できるはずです。この方法の利点と不利な点を整理しましょう。

メリット
  1. ページを読み込んだ後でも、処理が軽い
  2. ユーザにファイルサイズが大きいことを予想させることができる
  3. loadイベントが起きたときに、いっぺんに処理せず、処理を分散させるので、体感的な速さを味わえる。
デメリット
  1. 主観的には処理が速くなった気がしても、処理を遅らせているだけので、客観的には早くならない。
  2. 後で一時的にブラウザの操作ができなくなる

プログレスバーについて

処理している間は空白になってしまいユーザに不安を与えるため、カウントダウンを表示しています。ですが、本当はプログレスバーを使いたいと考えています。
いろいろとHTML+TIMEなどの技術を試してみたのですが、うまくいきません。これは今後の課題として、ここに書き残しておきます。

追記(10月6日)

カウントダウン機能は取り外しました。