円弧の問題の原因と、その対処

path要素のAコマンドを利用した扇形がうまく表示できなかったバグについて

リビジョン142で再び、修正しました。
バグの詳細や再現サンプルはrevuloさんの記事が詳しいです。
http://www.revulo.com/blog/20080309.html

原因

配列を新しく作らないことなどが問題です。(そのほかの原因はここでは触れません)
つまり、SIEの配列Fの中身を見てみると、たとえば、以下のような弧があったとき、
A100 100 0 0 1 400 200
次のような配列を作ります。

F[0] = "A";
F[1] = 100;
F[2] = 100; (中略)
F[6] = 400;
F[7] = 200;

それをベジェ曲線に変換すると、

F[0] = "c";
F[1] = 50..;
F[2] = 60..; (中略)
F[6] = 20..;
F[7] = 200;

とF[7]だけ、変換されないままで残ってしまうのです。これは、配列Fをそのまま使いまわしているのが原因で、新しく配列を作れば解決できます。
ただ、そうなると、ほかのオブジェクトも作り変える必要が出てきたので、応急処置として、

 if (F.length == 8){
   F[7] = "";
 }

のコードを追加するにとどめておきます。

追記(3月19日)

上記を修正したとき、4wd.svgの影が濃くなる現象は、バグの可能性が高いです。
radialGradient要素に関するバグだと考えています。